【体験談】時短勤務とフルタイム、どっちにすべき?いろいろ失敗してわかったメリットとデメリット。

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こんにちは、yumeです。

働くママにとってフルタイムで働くか短時間勤務にするかは悩むポイントですよね。

私もこれまで育児をしながらフルタイムと短時間勤務の両方を経験してきました。

短時間勤務で復職し、フルタイムへ復帰したあと、再び短時間勤務に戻すということも経験しました。
その中で色々な失敗をしてわかったことがあります。

体験談をベースに私なりの考えをお話したいと思います。
働き方を迷っているママさんの参考になればうれしいです。

この記事はこんな人におすすめ
  • 育休から復帰予定のママさん
  • フルタイムにすべきか短時間勤務にすべきか悩んでいるママさん
目次

私がこれまで経験した働き方4パターン

yume

まずは私が実際に行ってきた働き方についてお話しします。

私は今まで以下4パターンの働き方を経験しました。

  • 4時間勤務
  • 5時間勤務
  • 6時間勤務
  • フルタイム勤務

育休からの復職は2回経験しているのですが、それぞれこのような流れで勤務パターンを変えてきました。

復職1回目
  • 4時間勤務で復職
  • 数ヶ月後、5時間勤務に変更
  • 第二子を授かり2回目の産休・育休へ
復職2回目
  • 4時間勤務で復職
  • 2ヶ月後にフルタイム勤務へ変更
  • フルタイムにしてから約1年後、6時間勤務に変更

それぞれの勤務パターンについて私の実感を含めて説明します。

①4時間勤務

経験上、これが一番楽な働き方です。

9:00始業なら、昼休憩を1時間挟んだとして14:00に終わります。
正直あんまり仕事している感覚はありません。

朝はメールチェックをしたり、ミーティングがあったり、作業を開始してもすぐに昼休憩。
午後も仕事を再開してエンジンがかかり始める頃には終業時刻。

4時間集中して仕事に打ち込めるかと言うと、現実はそうでもないです。

そんな感じなので、任される仕事も軽めのものが多かったです。
責任重大な仕事がない分、気持ちは楽ですが、なんとも言えない居心地の悪さがありました。

お給料に関しては、働く時間が短いので当然少ないです。

yume

仕事をする以上、時間は短くとも緊張して疲れます。でもそんな自分へご褒美をあげる余裕はありません。

4時間勤務のメリット・デメリットはこんな感じです。

4時間勤務のメリット・デメリット
  • 時間にゆとりがある
    • 家事や育児の時間が確保できる
    • 食事や寝る時間が遅くならず、子どもの生活リズムを正常に保てる
    • 時間に追われないので心が穏やか
  • 体力、気力にもゆとりがある
    • 帰宅後も元気に動ける(子どもと遊んだり、家事をしたり)
  • お給料が少ない
    • 稼いだお金はほぼ保育園代などに消えてしまう
    • 働いているのにお金が残らないので、働いている意味がわからなくなる
    • 疲れてもご褒美などの贅沢は難しい
    • 働くことによる出費が増えるので赤字になることも…。(仕事用の服代、昼食代、飲み会など)
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責任のある仕事をしたい人にとっては、なかなか任せてもらえないこともデメリットかも。

②5時間勤務

この働き方も楽です。ほどよい感じ。

9:00始業であれば、昼休憩を挟んで15:00に仕事が終わります。
この時間ならまだ帰りの電車も空いています。

勤務時間はまだ短いけれど、仕事における1時間は大きいです。少し仕事ができる感覚がありました。

私の場合は、5時間勤務に変えたところで仕事内容が変わり、ボリュームも増えた感覚がありました。
4時間勤務のときは全く戦力になっていない自分が情けなくて、いつも周りに申し訳なく感じていましたが、業務量が増えたことで少しずつチームに貢献できている実感がありました。

とはいえまだ5時間しか働けない身なので、1人で全てを完結できるわけではありません。期限に間に合わせるのが難しい仕事や、夕方のお客様との打ち合わせなどはチームのメンバーに助けてもらっていました。

yume

先輩社員や後輩社員みんなが協力してくれました。周囲の理解が本当にありがたかったです。

いつも甘えてばかりでは申し訳なかったので、夫と調整して残業対応するときもたまにありました。

短時間勤務でも残業はできます。でも時間数に上限があるので要確認です。

では5時間勤務のメリットデメリット、いってみましょう。

5時間勤務のメリット・デメリット
  • まだ時間・体力・気力にゆとりがある
    • 4時間勤務より1時間帰宅が遅くなるけれど、まだ余裕があり生活リズムも崩れない
    • 生活に関するメリットは4時間勤務とほぼ同じ
  • 仕事をしている実感が持てる
    • 4時間のときより仕事を任せてもらえて、役立たず感が減る(私の場合ですが。)
  • お給料はまだ少ない
    • 4時間勤務より給料は増えるものの、まだ余裕はない
yume

少なくてもお給料が増えるのはやっぱり嬉しい。
4時間から5時間に変えた時、給与明細を見てテンションが上がったよ。

③6時間勤務

これは正直、おすすめしない働き方。フルタイムほどではないにしても、かなりきつかったです。

私の場合、6時間勤務にする前にフルタイム勤務をしていました。
そのため、フルタイムから6時間への変更だったので時間的には余裕ができて楽になったと感じていました。

でも業務量はフルタイムの時と変わりません。これ以上増やされなくなったというところがフルタイムとの違いでした。(5時間勤務から6時間勤務のように順当に勤務時間を増やしていけばこんなことは起きないのかもしれません…)

結局のところ、フルタイムの仕事量をより短い時間でこなさなければならず、もらえる給料もフルタイムより少ないことになるので損している気分でした。

yume

毎日仕事を効率よく進めるべく、いろいろ工夫してなんとか乗り切っていました。フルタイムの時より頭を使っていた気がします。

半期ごとの面談では、上司から「短時間勤務なのによくこれだけ出来てるね〜」とよく言われていました…。
褒められているのでしょうが、素直に受け止められませんでした

6時間勤務についてはこちらの記事に詳しく書いています

では6時間勤務のメリット、デメリットいってみましょう。

6時間勤務のメリット・デメリット
  • 金銭的に余裕ができる
    • フルタイムに近くなるので給料もボーナスもしっかりめに貰える
    • 金銭的に少し余裕が持てるようになるので、気持ちも楽になる
  • 時間の余裕は少ない
    • 帰宅時刻が遅くなるので、家事は計画的・効率的ににする必要あり
    • 子どもと遊んだり話したりする時間は少ない
    • 業務量が増え、残業や休日勤務も増える
yume

子どもとの時間は取れるけれど少なめ。宿題を見てあげたり、本を読んであげたりしたいけれど、できないこともありました。

  • 仕事の苦労と給料が合ってないような気がする(私の場合)
    • 仕事量はほぼフルタイムと同等だが、使える時間は短いため日々の効率化や工夫は必須
    • 工夫や苦労をしてフルタイム相当の仕事をこなしても、給料はフルタイム相当ではない

④フルタイム勤務

これが最も大変な働き方です。

私の場合は会社が遠かったこともあり、17:00終業で会社を飛び出してきても下の子のお迎え(当時は保育園)は18:30ギリギリでした。
そこから帰宅して夕食、お風呂、寝かしつけまでの流れはかなりタイトで、全く余裕がありませんでした。

朝は早く、帰りも遅くなるので、子どもたちの生活リズムにも影響が出ます。
それだけでなく自分も睡眠を削ったりしていて、今思い返すとかなり無理をしていたと思います。

yume

フルタイム勤務の日々のタイムスケジュールは後述します。よかったら見てくださいね。

仕事の面でも、内容が変わったり量が増えたりして、プレッシャーやストレスも増えました。

その分お給料の面では満額もらえるようになり、金銭的な余裕が持てるようになりました。

でも皮肉なもので、稼げるようになるほど支出が増えるんですよね…。

疲れてごはんが作れず外食したり、毎日会社に行く時スタバやコンビニでコーヒーを買ったり。
ストレスが多くなるほど自分に甘くなってしまいます。

yume

私、スタバに相当課金してたと思います。気づいたらGold会員になってました。

いろいろとお金を使ってしまっていましたが、時間を買う意味でお金を使っていたところもあるので、ある程度支出が増えるのは仕方ないかなとも思います。

まとめると、フルタイムのメリット・デメリットはこうです。

  • 給料を満額もらえるので金銭的にかなり余裕ができる
    • 欲しいものが買えたり、外食も罪悪感なくできる
    • 住宅ローン返済も怖くない
    • お金を預貯金や投資に回すことができる
  • 仕事の重みが増す
    • 家でも仕事のことを考えることが多くなる
    • 仕事によるストレス増加
yume

責任のある仕事を任されるようになるので、思いっきり仕事したい人にはメリットになるかもしれません。

  • とにかく時間に余裕がない
    • 子どもとゆっくり過ごせない
    • 食事や寝る時刻が遅くなり、子どもの生活リズムが崩れる
    • 平日に家事ができないため、土日にやることが増える
  • 体力・気力とも使い切ってしまう
    • 休む時間がないため毎日ぐったり
    • 気持ちに余裕がなくイライラしやすくなる

フルタイム勤務の失敗談。1人で抱え込んだ私の末路。

yume

フルタイム勤務の頃は、とにかく頑張らなきゃと毎日気を張っていて無理な生活をしていました。

当時は会社が遠くにあり、通勤に片道1時間半ほどかかっていました。

一方、夫は在宅勤務がメインだったので、朝の子どもの支度や保育園へ送っていくのは夫がやってくれていました。

フルタイム勤務時のタイムスケジュール

4:00 起床
  • 掃除、洗濯、ごはん作り(朝食、夕食、時々昼食も)
  • 自分の身支度
  • 6:30 家を出発(家族誰も起きてません)
  • 電車の中で寝る
8:30 業務開始
  • とにかく仕事がんばる
  • 昼休みの過ごし方
    • 買い物(近くに店があったので日用品やこども用品など)
    • 資格の勉強
    • 一人でぼーっとする
    • 寝る
17:00 業務終了&駅へ猛ダッシュ
  • 18:30 滑り込みで保育園お迎え
19:00 帰宅
  • 19:30 夕食開始(家族が食べている間に私は家事)
    • 洗濯物の片付け
    • 保育園の汚れ物洗いなど
    • 終わったら夕食に合流
  • 20:30 お風呂
    • 子ども2人とお風呂に入る
    • 髪を乾かしたり、歯磨きしたり
21:30 寝かしつけ
  • 22:00 洗濯、明日の準備など
  • 23:00 夫とおしゃべり
0:00 就寝

基本的に朝は家族と会うことができないので、帰宅後が唯一家族と過ごせる時間なのですが、見てのとおりバタバタなので子どもたちとゆっくり過ごす時間はほとんどありません。

子どもが寝た後は、夫とのおしゃべりタイムを持つようにしていました。子どもの話をしたり、仕事の愚痴を聞いてもらったり…束の間の落ち着ける時間でした。夫婦のコミュニケーションは大事です。

yume

毎朝4時に起きるようにしていたので、毎晩寝る時は緊張していました。気を緩めると寝坊してしまいそうで…。

がんばり続けた先に待っていたものは…悲しい結果でした

家族のために毎日がんばっているつもりでしたが、あるとき気づきました。

yume

あれ?みんな私が見えてない?

家族にとって私がいないことが当たり前になっていました。
子どもたちも全くママを必要とせず、甘えたりするのもパパにだけ。

家族との距離が離れたような感覚がありました。一緒にいるのに孤独…そんな感じです。

思い返せば、子どもたちから見たママはこんな感じだったのだと思います。

  • 朝起きるとママはいない
  • ごはんも一緒に食べられない
  • 話すこともできない
  • 土日も一緒に遊べない
yume

ちゃんとやらなきゃ!という思いが強すぎて、仕事も家事も全部一人でやろうとした結果、気づくと一番大切な家族との時間がほとんどない状態に…。

しかも、いつもイライラしていて嫌なお母さんになっていました。

本当に悲しくて、とても後悔しました。

フルタイム勤務を諦め、再び短時間勤務に

yume

もっと家族との時間を大切にするべく、働き方を変えようと決めました!

当時、世の中的にはコロナ禍真っ最中で会社のほとんどの人が在宅勤務をしている状況でした。

私の部署は上司の意向でほぼ毎日出社となっていたので、上司に理由を話し、まずは在宅勤務の回数を少し増やせないか相談をしてみました。

しかし答えはNO

在宅勤務にすることはできないが、その代わりに短時間勤務に戻してはどうかと提案されました。

在宅がダメな理由がわからず、正直なところ納得はしていませんでしたが、短時間勤務にすれば朝や夜に少し余裕ができると思い、提案を受け入れることにしました。

そういうわけで、フルタイム勤務から6時間の短時間勤務へと変更することになったのでした。

yume

そもそもなぜフルタイム勤務にしていたのかというと…

育休から復職した時の部署は毎日在宅勤務だったので、これならフルタイムも行けそう!とフルタイム勤務に変更したら、なんと異動の辞令が…。

異動先は勤務地も遠く毎日出社という部署で、全く予想外の事態となったのでした。

フルタイムから短時間勤務に戻して変わったこと

短時間勤務といっても6時間だし通勤もあるので、余裕があるとまでは言えないですが、フルタイムに比べたらこんな変化がありました。

  • 出社時刻が遅くなったので、朝家族に会える
  • 帰宅が早くなり、子どもたちと話したり一緒にごはんを食べられる
  • 体力的に少し楽になった

毎朝家族に「おはよう」と言えるようになったことが嬉しかったです。

yume

ごく当たり前のことですが、それができることのありがたさを知りました。子どもたちも「朝、ママが家にいて嬉しい」と言ってくれました。

フルタイムに比べるともらえるお給料は減りますが、それよりも家族との時間のほうが大切。
子どもが小さいうちは特に、子どもとの時間を最優先に考えて選択すると後悔が無いと思います。

私はこの選択をしてよかったと思っています。

最後に

一通りの勤務パターンを経験してみて、私個人の感想としては

5時間勤務 がおすすめです

仕事もしつつ、子どもとの時間をちゃんと確保できるので、ほどよいところかなと思います。

yume

短時間勤務って子どもが小さいうちだけ使える制度。

この短い期間だけは仕事をがんばり過ぎないように、子どもとの時間を大切にすることを強くおすすめします!

もう一つ大切なことがあります。

フルタイムでも短時間勤務でも、家族との連携プレーが必須です。

yume

一人でがんばろうとしないことが大事!

家族にとってお母さんの笑顔はとても大事!
自分を大切にできる働き方をぜひ選んでほしいと思います。

以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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