ワーママ退職は後悔する?1年半たって本音で語ります。

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ブログをご覧くださり、ありがとうございます。

私は昨年、20年間勤めた会社を退職しました。子どもたちとの時間を優先したいという思いからの決断でした。

それから1年半ほど経過しましたが、やはり会社員を辞めてよかったと思っています。

毎日仕事と家庭を両立させるのは本当に大変なことですよね。こんな悩みを抱えている方はいませんか?

  • 子どもともっと一緒にいたいけれど、仕事を辞めていいのか迷っている
  • 会社を辞めたら生活はどうなる?不安で一歩踏み出せない

すごくわかります。将来が不安で怖いですよね。

私が退職してから現在までの子どもたちの様子、私自身に起きた変化、生活のことについて実体験や本音をお話しします。

悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

目次

退職を決断した理由

私が退職を決意したのは、子どもたちともっと一緒にいたかったからです。

当時の私は時短勤務。しかし勤務地が遠く、定時で帰れないことも多かったので、フルタイム勤務のような生活でした。

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子どもたちと過ごす時間が十分に取れていなかったんです。

忙しすぎて子どもたちとの距離が離れたように感じたり、息子が抱えている悩みに気付けなかったことなどがきっかけとなり、退職を本気で考えるようになりました。

退職理由やエピソードはこちらの記事で詳しく書いています。

なぜ「会社員を辞めてよかった」と思うのか

退職してからは、時間や心にゆとりができ、子どもたちの様子を落ち着いて見ていられるようになりました。

素敵な生活になったというより、ただ安定して平凡な日々を送れるようになったという感じです。

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不安やイライラが減って、毎日穏やかに過ごせています。

子どもたちと過ごしていて、以下の点において特によかったと感じています。

「会社員を辞めてよかった」と思うこと
  • 朝から笑顔で子どもたちを送り出せる
  • 毎日「おかえり」が言える
  • 放課後たっぷり遊ぶ時間がある
  • 子どもたちの挑戦を焦らず見守れる
  • 急な呼び出しや病気・怪我にも対応できる

①朝から笑顔で子どもたちを送り出せる

シンプルに、毎朝「行ってらっしゃい」と笑顔で子どもたちを送り出せることが嬉しいです。仕事をしていた頃はとにかく朝バタバタで、笑顔でいる余裕がありませんでした。

時間と気持ちに余裕が持てると、家庭内の雰囲気も穏やかになりますね。

②毎日「おかえり」が言える

毎日子どもたちに「おかえり」と言うのが当たり前になりました。それ自体が嬉しいのはもちろんですが、帰ってきたときの表情を見ることに私は大きな意味を感じています。

明るく元気に帰ってくるときもあれば、少し元気がないときもあります。いつもと様子が違うときには話を聞いて、ちょっとした変化でもなるべく見逃さないよう気をつけています。

③放課後たっぷり遊ぶ時間がある

学校が終わってから夕方まで、たっぷり時間があります。

もう親よりもお友達と遊ぶほうが楽しい年齢なので、私は見守るだけですが、子どもたちが元気にはしゃぎ、満足そうに帰ってくる姿を見ると、自由に遊べる時間の大切さを感じます。

働いていた頃は、子どもたちは預け先で私の迎えを待つ生活でした。遊ぶ時間はあっても、ある程度決められた遊びをするだけであまり楽しそうではありませんでした。それが今はのびのびと自由に駆け回っていて、本当に楽しそうにしています。

④子どもたちの挑戦を焦らず見守れる

私が退職したあと、娘は小学生になり、宿題や翌日の準備など初めてのことがたくさんありました。

最初は私も手伝いましたが、少しずつ自分でできるようにステップアップを重ね、今では声をかけなくても自分で何でもやっています。

息子は6年生なので、親が手を貸すような場面は少ないですが、何をしてるかな〜と黙って見守っています。時々助けを求めてくることもあるので、そういうときはしっかり向き合うように心がけています。

子どもたちが自分の力で挑戦することは、自信がついたり、失敗から学んだりと、大きな意味があると思います。

忙しい時ほど、すぐ口を出したり先回りすることが多くありましたが、親自身の気持ちにゆとりができると、落ち着いて子どもたちの挑戦を見守ることができます。これは会社を辞めたからこそできることだと思っています。

⑤急な呼び出しや病気・怪我にも対応できる

我が家の子どもたちは本当によく怪我をします。捻挫に骨折、整形外科の常連です(泣)

体調不良で学校からお迎え依頼がくることもあります。

働いていた頃は、その都度夫と相談したり休みの調整をしたりと大変で、調整がつくまで子どもたちを待たせてしまいました。でも今なら、どんなことが起きようともすぐに動けます!

病院に行きたい時に行ける、体調が悪くなったらすぐ帰れる。これは子どもたちにとって、良いことなんじゃないかと思っています。

生活は苦しくなった?

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会社を辞める上で一番怖いのは、世帯収入が減ることですよね。

退職から1年以上経過した現在、苦しくはないけれど贅沢はできないという家計状況です。

ちょっとした贅沢とか、楽しみのない生活も寂しいので、私も少し稼ぐようにしています。今のところ、一馬力で生活できる家計にしつつ浪費分は自分で稼ぐという形に落ち着いています。

お金を使うことに対して慎重になった

もともと贅沢をする方ではなかったのですが、今までよりもお金を使うことに慎重になりました。

物を買うときの基準を決めて、買うべきかよく考えてから行動するようにしています。

例えば、長く使えたり、一つで複数の役をこなす物を選ぶとか。こうすると物を買うこと自体がそこまで多くなりません。ミニマリストに磨きがかかっている気がします。

自由に使えるお金を稼ぎたい

しかし、たまには浪費して楽しみたいのが本音。好きなように買い物したいときもありますよね?

自由に使いたいお金は、自分で稼ぐようにしています。

退職から半年経過したあたりから自分で稼ぐことに挑戦し始め、今では楽天ROOMブログで僅かながら収入を得られるようになりました。それを自分の娯楽や自己投資に充てています。

家計の見直しは怠らない

退職前から家計の見直しをして、一馬力で暮らせる家計を作ってきました。

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でも物価高がつらい…。

子どもが成長するほど、教育や生活にかかる費用も膨らみます。

家計の見直しには終わりがありません。改善できるところはどんどん変えて行きます。

大きな固定費は見直すべき

退職してから一番やって良かったのが住宅ローンの見直し。高い金利で借りてしまっていたので、比較サイトで金利を調べたり、金融機関に相談したりして借り換えを検討しました。

その結果、1%以上金利の低い金融機関に借り換え、毎月の返済額も減りました。借り換えまでの道のりは大変でしたが、毎月の固定費をグッと下げられたので、がんばって良かったです。

退職前に行った家計の見直しは、こちらの記事で説明しています。

退職直後、実はとても不安だった

まるで辞めてから良かったことばかりのようですが、実はそうではありません。

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心の状態が危うくなった時期がありました。

「大きなものを失った」と感じた

退職直後、私の心は一気に元気を失いました。

当時のyume

なんか不安。会社に戻りたい

漠然とした大きな不安に襲われる毎日。

当時のyume

働いてないなんて
自分は役立たず!

収入がなくなったことで自分を「役立たず」と責めてしまうようにもなりました。

yume

ちゃんと目的を持って退職したはずなのに、不思議。

頭ではわかっていたはずですが、やはり安定した収入会社員であることの自信や安心感を失ったことは大きすぎる変化でした。

この状態が1ヶ月ほど続きましたが、いい加減なんとかしなきゃと立ち上がりました。

どれだけ準備していようとも、大きな変化には一時的に戸惑うものです。そこで潰れずに、しっかり踏ん張って立ち上がれば、本当の新しいスタートが切れます。

どう乗り越えたか

落ち込んだ原因を理解し、一つずつ解決していきました。

収入面の不安は、退職前から時間をかけて作ってきた家計を改めて見つめ、自分を落ち着かせました。

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数字は説得力があります!

「役立たず」と感じることについては、自分に役割を与えることで解決しました。

家計をさらに改善すると決めて、先述の住宅ローンの借り換えに奔走したり、家にいながら自分で稼ぐことに挑戦したのです。

目的を持って走り始めたら、元気が湧いてきて毎日が充実し始めました。

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初めて収入を得たときは本当に嬉しくて、心がとても軽くなりました♪

ちゃんと準備してきたことが大きかった

退職前に時間をかけて準備してきたことが、不安になった心を支えてくれました。

収入が減っても暮らせる家計を先に作っておくと「ちゃんと暮らしていける」という安心感があります。

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これがとても大事なポイント!

結局、どんな不安に襲われても、金銭面で生活が安定していれば究極のピンチにはなりません。生活の土台さえちゃんとあれば不安もいずれ落ち着きます。

時間をかけて家計を整えてきて本当に良かったと思います。

我が家は「協力」よりも「役割分担」

退職の相談をした時、意外にも夫は大賛成でした。その後も変わらず、働くよう促されることもありません。

私が退職してからは、「収入の大黒柱は夫、家事育児は私」と明確に役割分担をしています。古い時代の家族のようですが、これが我が家には合っていました。

役割分担型にしたらこうなった

これまで子どもの送迎や体調不良の対応は夫婦で協力していましたが、それを全面的に私が担うことで、夫は仕事に集中できるようになりました。

年休取得においても、これまでのような突発的なものではなく、自分が休みたいときに休んで子どもと過ごすようになり、お互いにメリットがあったように思います。

まとめ

退職して1年半経った今でも、全く後悔をしていません。

もちろん、不安や落ち込みはありましたが、それ以上に子どもとの時間を大切にできる喜びが大きかったです。

ただし、準備をしていたからこそ安心して一歩踏み出せたのも事実です。

①家計を把握する

 1年間の支出を記録して、本当に必要なお金と削れるお金を見える化します。

 👉これをしておくと収入が減っても大丈夫かどうか冷静に判断できます。

②固定費を見直す

 通信費や保険、サブスクなどを見直し、不要な固定費を削減します。

 👉我が家の場合は退職後に実施しましたが、住宅ローンの見直しも効果絶大です!

③小さくても自分の収入口をつくる

 本業とは別に、稼ぐ練習をしておくと良いです。「自分で稼いでいる」という感覚があると、退職後も気持ちが軽くなります。
 👉 楽天ROOM、ブログは在宅時やスキマ時間に自分のペースで作業できるのでおすすめです。

これから退職を考えている方へ

いきなり辞めなくても大丈夫。まずは「準備」から始めてみてください。

準備だけならノーリスクです。
家計を整え、小さな収入口を作っておけば、退職後の不安はぐっと減ります。

会社を辞めることは確かに大きな決断ですが、その先には家族と過ごすかけがえのない時間が待っています。


今悩んでいるあなたにとって、この記事が少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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